安田川沿の道を進むと見えてくる「大心劇場」。外には無数の手書き看板が並んでいて、館内に入ると壁一面に貼られた200枚を超えるポスターと、かつて高知市内の映画館で使われていた黄色の革張りシートで造られた昭和レトロな空間が広がる。出迎えてくれるのはシンガーソングライターでもある2代目店主。映画の上映は月に1度だが、館内の見学は自由で、普段は隣に併設する喫茶・豆でんきゅうにて対応してくれるので、連絡してから来館を。
上映時以外は、ステージに上がることもできるので、普段は決してみられない舞台からの景色を体感してみて。もちろん館内は撮影自由。
特別に上がらせてもらった映写室。今だ現役のフォルム映写機があり、普段みられない場所から覗く館内は特別な場所に感じられた。
「月に一回やりゆう上映に日にはねぇ、みんなで食べ物を持ち寄って映画を観るがよ」と、大心劇場ならではの映画の楽しみ方を話してくれた。
シンガーソングライターでもある館長さん。誰もが一度は耳にしたことのある夕方の情報番組のテーマソングやCMソングなども手がけている。
劇場横にある喫茶・豆でんきゅう。普段はお昼ごはんやカフェタイムにとご近所さんの憩の場としても活躍している。