JR伊与喜駅から山の方へ車を走らすと現れる煉瓦造のトンネル。周りは木々やツタに覆われていて、足を踏み入れるともう戻ってこれなくなるのでは? という気持ちにさえなる、まるで異空間への入口のような雰囲気。全長90mのトンネル内は真っ暗で、遥か先に見える出口の明かりを頼りに進めば、トンネルを吹き抜ける風とどこからか聞こえてくる水滴の垂れる音がドキドキ感を煽る。トンネルはお遍路道にもなっているので、付近を散策するのもオススメ。
トンネルの土台となる擁壁(ようへき)部分は、石積みで施されでいて、上部のアーチには煉瓦が変則的に積まれている。
車での登り口手前の小道には、お遍路道の看板があるので、トンネルまで歩いてみたいという人はこちらからどうぞ。
トンネル入口の小道。生い茂る木々を遠くに見えるレンガのトンネルにちょっぴりドキドキしてきます。
トンネルの奥は真っ暗で、風が吹き抜けている。途中は何も見えなくなるので、ケータイのライトを点灯させていくのがオススメ。
トンネル付近は田園風景が広がっていて、散策にもぴったり!