ここ檮原町には、町役場や雲の上のホテルなど、全国的に有名な建築家・隈研吾さん設計の建築物が全部で6施設もあり、2018年にオープンした「雲の上の図書館」は、新たな憩いの場として脚光を浴びている。地元の木材をふんだんに使用した館内へ足を踏み入れると、木の香りが体を包み思わず深呼吸したくなる。約4万冊を超える本のほか、カフェコーナーやラウンジにイベントスペースなど思いおもいの時間を過ごすことができるので、ぜひお立ち寄りを。
降り注ぐように組まれた木材が織りなすアーティスティックな天井に、どのフロアにでも腰掛けて本を楽しめる自由な空間。
どれも手に取りやすいレイアウトで、入り口には毎回テーマの違う企画の本が並んだり、ハードカバーだけでなく雑誌の種類も豊富。
ライブラリーには、カテゴリー別に分けられた図鑑など専門書が多数。ペラペラとページをめくるだけでも面白い。
フィギュアで全国に名を馳せる海洋堂のジオラマが館内に数カ所展示しているので、こちらも探してみて!
図書館の近くにある「ゆすはらマルシェ」。こちらも、隈研吾氏の手がけたもので、直販所と宿泊施設になっている。
雲の上のホテルにある、まるでチャペルのような雰囲気のギャラリーも隈研吾氏によるもの。