日本の植物分類学の父・牧野富太郎博士の業績を称え、1958年に開園した「牧野植物園」。四国唯一の総合植物園で、自然の中で植物に出会う喜びを感じられる。熱帯の花木が一年中見られる温室をはじめ、2019年春には、大パノラマを望むこんこん山広場や、植物に五感で親しむふむふむ広場がオープン。さらに、夏にはVRを搭載したシアターを新設した展示館がリニューアルした。園内を散策するだけで、博士の植物に対する愛情に触れられる特別な場所だ。
↑ピクニックにぴったりな芝生エリアが広がる「こんこん山広場」。眺望抜群で竹林寺の五重の塔や、太平洋まで見渡すことができる。
たくさんのハーブに囲まれて、見たり触れたり嗅いだりできる「ふむふむ広場」
牧野博士が描いた図や植物の仕組みについて、ミクロな視点で体感できるシアター。植物図の1mmにも満たない細やかな描写にも注目!
自分の身長をはるかに超える木々が生い茂る園内。普段見ることのできない不思議な熱帯植物がたくさん!
乾燥地帯を再現したエリアには、無数のサボテンが。
常設の展示室には、手描きの植物図や押し花など牧野博士が残したたくさんの資料が保存されている。